八尾市等遠方からも来院する柏原市の泌尿器科三浦クリニック
八尾市から来院する柏原市の泌尿器科三浦クリニック
■代表的な泌尿器科疾患 ■

前立腺肥大症

前立腺は男性特有の臓器で膀胱の出口の尿道を取り囲むように存在しています。
若いころは精液の一部をつくる重要な臓器なのですが、
徐々に大きくなるため尿道を圧排することにより

  「尿が出しにくい」「尿の回数が多くなる」「排尿後もすっきりしない」

などの症状が早い人では50歳ぐらいから出現するようになります。
排尿行為は毎日数回行うものなのでなかなかその変化に気付かれず、
患者様の中には腎臓の機能が悪くなってから来院される方もまれにおられます。
治療は膀胱の出口の筋肉を緩めるお薬が良く効くことが多く、
手術まで必要な方は全体の1-2割程度です。

「もう歳だから…」と勝手にあきらめられず、
排尿の調子が悪ければ一度泌尿器科を受診してみてください。

前立腺癌

最近確実に増えてきている疾患で、
アメリカでは男性の癌での死亡原因の2位にまでになっています。
また明らかに年齢が高くなると罹患率が高くなることがわかっている疾患で
70歳を過ぎると1000人に1人、80歳を過ぎると300人に1人ぐらいの割合で
前立腺癌にかかっているとする報告もあります。

厄介なのは前立腺癌特有の自覚症状はなく、昔はなかなか早期発見の難しかった疾患でしたが、
PSAという有用な腫瘍マ−カ−が発見されたおかげで
最近は早期に見つかることも多く、
治療面でもいろいろな方法が選択できるようになってきています。

当院では50歳を過ぎた男性には積極的にこのPSAのチェックを受けていただくようにしております。

膀胱炎

外部から膀胱までの距離が短いという解剖学的な理由により
圧倒的に女性に多い疾患で、
排尿時痛・頻尿・残尿感などが代表的な症状であり、
ひどくなると肉眼的血尿まで出現することがあります。

8割ぐらいは一般的な大腸菌が原因であり5日間程度の抗生剤の内服で治癒しますが、
膀胱炎を繰り返しておられるような患者様には排尿障害などの基礎疾患が存在することが
ありますので尿路精査が必要です。


性病(尿道炎)

性行為から発病する疾患の総称が性病(性感染症)です。
感染機会から1−2週間で排尿時痛が出現してきた場合はまず尿道炎が考えられますし、
ペニスに水疱やいぼが出現する性器ヘルペスや尖圭コンジローマのようなものも含まれます。
(感染はオーラルサービスからもおこりますのでご注意を!)
尿道炎に対しては起炎菌にあった抗生剤の投与を行います。
(最近、抗生剤の効きにくいタイプの病原体が増えてきています)
性器ヘルペスに対しては抗ウイルス剤の投与を、
尖圭コンジローマに対しては外科的切除が必要です。

尿路結石
尿中のカルシウムや尿酸が結晶となって徐々に大きくなり尿路に結石ができることがあります。
よくあるケースが突然側腹部や背部に激痛が出現し、
時には嘔気・嘔吐まで出現し救急病院を受診したら尿管結石が発見されたというパターンです。
7mmぐらいまでの小さな結石であれば自然に排石することが期待できますが、
大きな結石の場合は体外衝撃波を用いた結石砕石術が必要なこともあります。
結石ができる原因についてはまだまだわかっていないことが多いのですが、
厄介なのは一度尿路結石ができた患者様には
半数以上で2−3年後には結石が再発する可能性が高いという事実です。

尿路結石の中には再発を予防できるものもありますので、
尿路結石が一度でもできた経験のある方は最低限の泌尿器科的検査と定期受診されることをお勧めします。

包茎(小児の場合)

割礼の風習のない日本の子供さんの場合、通常包皮が完全に亀頭部を覆っている状態が普通であり、
包皮を少し根元の方へ引っ張ってみて尿道の出口が確認できるレベルであれば問題ありません。
尿道の出口がまったく確認できない場合でも一次的な癒着が原因で、
軟膏処置を併用したトレーニングをすることで亀頭部が見えてくるようになることが多く、
最近では小児の包茎手術はかなり適応が少なくなってきています。
ご心配であれば一度受診していただければと思います。

夜尿症(おねしょ)

おねしょは脳の発達とともに3−6歳ごろより徐々になくなってくるものですが、
3−4歳で30%、5−12歳でも10%の子供さんにみられるとする報告があります。
基本的には多少の個人差はあるでしょうが自然に治るものとあまり心配されなくてもいいかと思います。

しかしごくまれに尿路の奇形が関連していることがありますし、
おねしょが治らないのが膀胱の機能の問題なのか、
夜間多尿の問題なのかを鑑別することでおねしょをなくすのを早めることは可能ですので、
7−8歳を過ぎても週3回程度のお漏らしがあるお子様は一度受診していただくことをお勧めします。


尿失禁


尿失禁には咳をしたり階段を上り下りする時にもれるタイプ(腹圧性尿失禁)、
尿意を感じると我慢できずにもれるタイプ(切迫性尿失禁)、
排尿状態が極端に悪く残尿が多量で溜まりきらなくなった尿がもれるタイプ(溢流性尿失禁)

の3タイプが があります。

最も多いのが出産を経験された中高年の女性にみられる腹圧性尿失禁で、
アンケート調査によれば少量の尿失禁も含めると
50歳以上の2人に1人で尿失禁があると言われています。

男性でも前立腺関係の問題で尿失禁がみられることがあります。
いずれも問診や簡単な検査でタイプを判定し、多くの場合で投薬を行えば改善がみられます。


勃起不全(ED)


勃起不全の原因はおおまかに、勃起に関係する血管や神経に原因のある器質性EDと
精神的要因が関与している心因性EDに分けることができます。

いずれにも以前は有効な治療薬がなかったのですが、
現在はバイアグラやレビトラと言った非常に有効性の高い内服薬があります。
ただし、勃起不全は保険適応のとれていない疾患のため保険外診療になることをご承知ください。


男性更年期障害

女性では古くから認知されてきた更年期障害ですが、
最近男性でも加齢による男性ホルモン低下に伴い
女性と同様の精神的・身体的障害が起こるとことがわかってきています。

個人的には男性の場合はホルモンバランスの変化がそれほど顕著ではない症例が多いことより、
軽症うつ病との鑑別が重要と考えています。
当院では必要により診療時間外に時間をかけてじっくりお話を聞かせていただきます。


男性不妊症

避妊行為なく2年以上夫婦生活を営んでいても妊娠に恵まれない場合を不妊症と呼びます。
昔は子供ができないのは女性側の原因とされる風習がありましたが、
子供ができない原因は男性側・女性側50%ずつであることがわかってきています。
男性側の検査としましてはまず精液検査を行い、
妊娠に必要な精子が存在するかどうかから検査は始まります。

男性不妊の原因の25-30%に精索静脈瘤という疾患が関係していることがあり、
この場合は手術を行うことで精液所見の改善、妊娠が期待できます。
この分野の最近の進歩は目覚しく、最近では顕微授精という技術により
極論すれば精子1匹いれば妊娠も可能という時代になってきています。


神経因性膀胱


尿を溜めたり、尿を出したりすることはすべて自立神経で調節されています。
自律神経は脳の排尿中枢からはじまり脊髄、末梢神経へとつながっていますので、
この経路に異常があると排尿状態にも異常が生じる可能性があります。

このような神経が原因の排尿障害を総称して神経因性膀胱と言います。
具体的には脳梗塞やパーキンソン病、脊髄疾患、さらに最近増えてきている糖尿病も
重要な原因疾患のひとつです。

症状は症例により様々でありますので、排尿状態や膀胱機能、
さらに男性においては前立腺のことも考えて微妙な投薬の調整が必要です。


前立腺炎

急性前立腺炎と慢性前立腺炎があります。
急性前立腺炎は明らかな細菌感染が原因で、頻尿、排尿時痛といった症状に
時として高熱が出ることがあります。

慢性前立腺炎は症状そのものはそれほど激烈ではありませんが
前立腺そのもの以外にも下腹部、陰嚢部、大腿部にまで症状が波及することがあります。
慢性前立腺炎の場合には非細菌性のことも多く、
治療が長引くことがあります。いずれも前立腺炎そのものの治療に加えて、
炎症をおこした根本的な排尿障害などがないかを検索しておく必要があります。

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